2011年にチームを結成し、3回目のチャレンジで全国大会の出場を果たしてから8年間、夢破れ、悔しい思いをしてきました。ようやく、9年ぶりに夢が叶いました。2回目の全国大会、大阪の舞台に立ちました
2度目の挑戦で初勝利。ベスト8は後輩に託す
2回目の挑戦で全国大会初勝利を達成しました。ベスト8を狙いましたが叶わず、後輩たちに夢を繋ぎました。
全国という夢舞台への道のりを振り返る
22年秋の新チーム始動から、全国を目指したここまでの道のりを振り返ってみたい
22年秋 新チーム始動
8月の八王子市長杯が最初の大会。例年より少し早い始動となりました。不安一杯でチグハグな戦いでしたが、公式戦初試合はタイブレークの末、初勝利をあげる(2回戦敗退)◯✕
9月の秋季大会では準決勝で京葉ボーイズに負けるも代表決定戦で勝利し、東日本選抜大会(4回目)の出場権を獲得する◯◯✕◯
東日本選抜大会を決める
10月、東日本選抜大会では埼玉の強豪狭山西武ボーイズを破る大金星をあげる。さらに、波崎ボーイズとは延長までもつれる接戦も敗戦。狭山西武は今春の関東ボーイズリーグ大会優勝チーム。波崎は茨城県代表で全国大会出場を決めている強豪。互角に戦う力も魅せてくれた(ベスト16 ◯✕)
狭山西武Bを破り、喜ぶ選手たち
結果だけ見ると実力はありそうだが、自信を持って言えるほど安定している戦いができているわけではない。11月の春季全国予選では松戸中央にコールド負けで初戦敗退。さらに、中村紀杯では横浜青葉ボーイズにもコールド負けを喫するなど、まだまだ、チームとしては脆弱さを露呈し、オフ期に突入した(✕✕)
全国の舞台しか考えない
昨年秋の結果を踏まえ、2023年度のチーム方針は中途半端はやめて、再び、全国の舞台に立つことを目標に掲げ、やることを確実にやりきる。そして、選手たちを夢の舞台にたたせることしか考えない。そんな覚悟の1年にすることをスタッフ、保護者と誓う
23年のチーム方針書の抜粋版を紹介しながら振り返ります
-2023年 チーム方針-
カルチャーが変われば、チームは必ず強くなる
目標達成へは「チームのカルチャーを変えること」から始める。意識が変わればチームは必ず強くなる。今まで、強豪チームに勝つつもりで戦っていただろうか、善戦しただけでも、よくやった、になっていないだろうか。 負けを真剣に悔しがるチームへの転換。本気でやれば勝てることを証明しよう!
22年 秋を振り返る
新チームとしての秋は、素晴らしい戦いができたかと思うと大敗を喫するなど、戦い方にムラが大きかった。その原因は四球や守備の乱れによる失点が大半。平均得点が5に対して失点が6点と失点が上回る。安打数は7に対して被安打は6と下回っているのに、です。「負けて学ぶこと多し秋”」何を次に活かすのか?
答えは明確! 自滅による失点を防ぐ投手力と守備力の強化。そして、得点力をもう一段あげること。オフ期の強化課題です
年初スタートにあたって
年初のスタートにあたってはチームのカルチャーを変えるために必要な心構え、こだわってもらいたいことを選手たちと共有
自分に勝ち、自らが考え、動くこと。全ては自分次第、自分のため。日々、決めたことをさぼらず、やり続けること。それが出来たら、上手くなるのは当然!
とにかく「個」を磨くこと。とくに強いカラダをつくることが大事。そして、勝ちにこだわる。勝つことで成長する。全国大会予選まで120日計画を設定。オフ期に徹底的に強化した
焦らずにカラダの土台づくりから!
強いチームへの転換は個の力を向上させること。戦えるカラダの土台をつくること。強いカラダ、ココロの上に技術をのせることが大事。中途半端なカラダに技術をのせてもパフォーマンスは十分に上がらない。まずは白井中央のレギュラー基準をつくり、レギュラーを目指すにはその基準をクリアすることを課した
少なくとも本番で戦う、戦えるカラダの基準として見える化をした。下記の項目の基準値クリアを目標として、定期的に測定
- 身長、体重のバランス(体格)
- 柔軟性(3項目)
- ロングティの飛距離(飛ばす力)
- スイングスピード(振る力)
- 対角線送球Time(投げる力)
- 1塁駆け抜けTime(走る力)
- ラプソード(投げる力)
- 動画分析他
さらに、カラダづくりには食事と睡眠にこだわる。食生活をあらためて意識して取り組む
実戦経験を積み、勝ちぐせをつける
カラダづくりと並行してオフ期は、たくさんの実戦経験を積ませる。そして勝ちにこだわる。とくに、全国大会予選前の公式戦は選手をうまくさせる場ととらえ、勝ちぐせをつけることを狙う。強いチームは間違いなく本番に強い。本番に強い選手をつくるにはたくさんの実戦経験を積ませることが大事。意識的にたくさんの機会を選手たちに与えました
春大会で成長確認⁉️
全国の舞台にむけて、120日計画の集大成は3.4月の公式戦で自信をつけること
春の全国千葉県代表の松戸中央を撃破!
23年最初の公式戦である春季大会では順調に勝ち進み、準決勝で秋にコールド負けを喫している春の全国大会出場を決めている松戸中央ボーイズと激突。1点ビハインドでむかえた最終回、逆転でサヨナラ勝ち。全員で諦めない、仲間を信じる、勝ちにこだわる執念での勝利。早速、選手たちの成長、意識の高さを感じた戦いでした。残念ながら決勝では強敵京葉ボーイズに敗れ準優勝🥈に終わるが、また一つ、目標に近づいた実感を得ました(◯◯◯✕)
松戸中央ボーイズに勝利
春季大会準優勝🥈シード権獲得
関東BL大会でも収穫
全国大会前の最終調整大会である関東ボーイズリーグ大会。初戦に勝利し2回戦は強力打線の横浜南ボーイズ。この試合でも、まったく恐れずことなく、真っ向勝負。中盤まで互角の戦いを見せる。終盤に息切れしたものの、全国にむけては収穫ある戦いでした(◯✕)
強豪 横浜南ボーイズに善戦
想いは1つ “ 全国しか考えない” 再び、松戸中央 撃破
さあ、いよいよ選手権大会千葉県支部予選。初戦からモチベーション高く、初戦 10-0、準々決勝4-0、準決勝4-1と投手陣が安定、さらに堅守により、最少失点ゲームを展開。危なげない戦いで決勝へ。対戦相手は松戸中央ボーイズ。春夏連覇を狙う強敵。しかし、選手たちはまったくビビらず、緊張感より、勝ちたいという勢いが勝っていました
初回から先制。5回まで6-0と圧倒。継投等で、少しヒヤッとする場面もありましたが、勝ち抜いて強くなってきたチームの勢いは衰えず、勝利の女神がしっかりと微笑んでくれました(◯◯◯◯)
9年ぶり2回目の全国決めた
勝因は数値でも証明された。2022年秋、10試合で平均得点5点、失点6点から投手力、守備力向上により、23年は10試合で得点力は変わらず5点だが、平均失点は2点と大幅に改善。オフ期から強化したことが本番でも成果としてあらわれました
スゴい練習に耐えた‼️
もう一つは練習の質と量。コーチングスタッフの情熱ある練習は歴代ナンバー1の厳しいトレーニングだっただろう。よく耐えた選手たち。耐えた結果、間違いなくカラダができ、技術が上がり、成長、成果をだすことができたと言えます
チームはまさに三位結束がモットー
さらなる頂点を目指したい